ケメルの南では、トロス山脈が海からいきなりそびえ立っています。1日でタフタル山の頂上に立ち、オリンポスの遺跡を抜けて海岸まで歩き、夕暮れには山腹で揺らめくキメラの炎を眺めることができます。ベストシーズンは秋と春。空気が澄んで眺めがよく、歩きやすい気温で、夏のような行列もありません。
タフタル山ロープウェイ:海から標高2,365メートルへ
オリンポス・ロープウェイは、テキロヴァの上の松林から出発し、約10分で標高約2,365メートルのタフタル山頂に到着します。頂上からはアンタルヤからケメル、ファセリスまでの海岸線全体を見下ろせ、晴れた日には内陸の奥まで見渡せます。山頂にはカフェと展望テラスがあります。チケットは山麓駅またはオンラインで購入でき、運行時間と料金は季節によって変わります。
行く時期と服装
- 10月と11月:空気が澄み、一年でもっとも視界がよい時期。海沿いは穏やかな気候です。
- 12月〜3月:山頂に雪があることが多く、緑の海岸を見下ろす印象的な景色ですが、山頂では冬の服装が必要です。
- 4月と5月:山頂の雪と麓の斜面の花を、同じ景色の中で見られることがよくあります。
- 季節を問わず、山頂はビーチより10〜15 °C低くなります。10月でも上着を持っていきましょう。
- 強風や嵐のときはロープウェイが運休するので、予定に余裕を持たせ、出発前に確認してください。
オリンポス:川の谷に残る遺跡
リキアの古代都市オリンポスは、小石の浜へと続く狭く緑豊かな谷にあります。小川沿いの月桂樹やイチジクの木々の間に、墓、劇場、浴場、ビザンチン時代の教会が点在しています。入口からビーチまでは歩いて約20分です。遺跡は保護区の一部で入場料がかかり、ミュージアムパスがあれば無料で入れます。
チラルとキメラの炎
オリンポスとビーチをはさんで向かい合うチラルは、果樹園と小さなゲストハウスが長い海岸沿いに並ぶ静かな村で、アカウミガメの産卵地でもあります。村の上、ヤナルタシュの斜面では岩のすき間から天然ガスがしみ出し、何千年も燃え続けています。これがギリシャ神話に登場する古代のキメラです。階段状の道を約20〜30分登ると炎のある場所に着きます。夕暮れがもっとも見ごたえがあるので、帰り道のために懐中電灯を持っていきましょう。
1日のプランの立て方
| 立ち寄り先 | ケメルから | 所要時間 |
|---|---|---|
| タフタル山ロープウェイ(山麓駅) | 約30分 | 1.5〜2時間 |
| オリンポス遺跡とビーチ | 約50分 | 2時間 |
| チラルとキメラ | 約50分 | 1.5時間、できれば夕暮れに |
移動時間はおおよその目安です。空気がもっとも澄んでいる午前中にロープウェイ、午後はオリンポス観光とチラルでの昼食、日没にキメラという順番がおすすめです。アンタルヤ市内から出発する場合は、片道約1時間を加えてください。
行き方
海岸道路を通って、ケメルはアンタルヤ空港から約50km、テキロヴァは約75kmです。路線バスではロープウェイ駅やキメラまで行きにくいため、多くの旅行者がドライバー付きで訪れます。空港からケメル、テキロヴァ、クムルジャへの専用送迎を車両ごとの定額料金で運行しており、ロープウェイ、オリンポス、チラルを巡るドライバー付きの1日プランもご要望に応じてお見積りします。