ケメルの南では、トロス山脈が海からいきなりそびえ立っています。1日でタフタル山の頂上に立ち、オリンポスの遺跡を抜けて海岸まで歩き、夕暮れには山腹で揺らめくキメラの炎を眺めることができます。ベストシーズンは秋と春。空気が澄んで眺めがよく、歩きやすい気温で、夏のような行列もありません。

タフタル山ロープウェイ:海から標高2,365メートルへ

オリンポス・ロープウェイは、テキロヴァの上の松林から出発し、約10分で標高約2,365メートルのタフタル山頂に到着します。頂上からはアンタルヤからケメル、ファセリスまでの海岸線全体を見下ろせ、晴れた日には内陸の奥まで見渡せます。山頂にはカフェと展望テラスがあります。チケットは山麓駅またはオンラインで購入でき、運行時間と料金は季節によって変わります。

行く時期と服装

オリンポス:川の谷に残る遺跡

リキアの古代都市オリンポスは、小石の浜へと続く狭く緑豊かな谷にあります。小川沿いの月桂樹やイチジクの木々の間に、墓、劇場、浴場、ビザンチン時代の教会が点在しています。入口からビーチまでは歩いて約20分です。遺跡は保護区の一部で入場料がかかり、ミュージアムパスがあれば無料で入れます。

チラルとキメラの炎

オリンポスとビーチをはさんで向かい合うチラルは、果樹園と小さなゲストハウスが長い海岸沿いに並ぶ静かな村で、アカウミガメの産卵地でもあります。村の上、ヤナルタシュの斜面では岩のすき間から天然ガスがしみ出し、何千年も燃え続けています。これがギリシャ神話に登場する古代のキメラです。階段状の道を約20〜30分登ると炎のある場所に着きます。夕暮れがもっとも見ごたえがあるので、帰り道のために懐中電灯を持っていきましょう。

1日のプランの立て方

立ち寄り先ケメルから所要時間
タフタル山ロープウェイ(山麓駅)約30分1.5〜2時間
オリンポス遺跡とビーチ約50分2時間
チラルとキメラ約50分1.5時間、できれば夕暮れに

移動時間はおおよその目安です。空気がもっとも澄んでいる午前中にロープウェイ、午後はオリンポス観光とチラルでの昼食、日没にキメラという順番がおすすめです。アンタルヤ市内から出発する場合は、片道約1時間を加えてください。

行き方

海岸道路を通って、ケメルはアンタルヤ空港から約50km、テキロヴァは約75kmです。路線バスではロープウェイ駅やキメラまで行きにくいため、多くの旅行者がドライバー付きで訪れます。空港からケメル、テキロヴァ、クムルジャへの専用送迎を車両ごとの定額料金で運行しており、ロープウェイ、オリンポス、チラルを巡るドライバー付きの1日プランもご要望に応じてお見積りします。